2018年11月 5日
~11月24日
瀬戸美術
創立5周年記念
特別展|荒木高子 聖書
瀬戸美術の創立5周年記念といたしまして特別展を開催いたします。
荒木高子(1921 - 2004)は兵庫県西宮市出身(三田市にて没) 高子は華道未生流宗家の家に生まれます。15歳の時父が他界して家元代行を務めます しかし好奇心旺盛な高子はガラスオブジェの創作を始めたり須田剋太に師事して絵画を学び、大阪 梅田にて現代美術の画廊「白鳳画廊」を開くなど40歳まで自由奔放な生活を送ります。 転機が現れたのは1963年、40歳を過ぎて欧米を巡り、工芸の世界に入ります。 そして79年に日本陶芸展の最優秀賞を受賞します。その時の作品が陶器で作られた「聖書」です。
荒木高子の聖書はページを一枚一枚製作し、文字を版画の要領で陶器に焼き付けていきます。 その莫大な労力と、いかにも崩れそうな聖書は観るものを引きつけます。 本展では荒木高子の聖書の作品を7点展示します。 狭小スペースではありますが見ごたえのある展示ですので是非ご高覧、ご案内ください
出展作品
- 頽廃の記録
- 燃え尽きた聖書
- 岩の聖書
- 点字の聖書
- ポケットバイブル 他
図録
創立5周年記念 特別展|荒木高子展 で展示した作品の図録を販売しております。
ご希望の方は問い合わせからご連絡ください。
送料込1,000円 完売